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KAILプロジェクト
■KAILプロジェクトとは・・・

 「碧樹館プログラム」の柱となる学習手法です。毎回のセッションを通じて培われた、社会や経済を取り巻く環境へのより深い理解と未来への洞察をベースに、個々の塾生は課題意識を育みます。そして、塾生は、自らの所属する企業・団体が直面する戦略的課題を設定の上深掘りし、全社的な視点に立って、価値創造、更には企業変革という観点から処方箋を描くと共に、各自の行動計画を作成します。

KAILプロジェクトの進め方

  塾生は、パートナー(現役のコンサルタントなどのプロフェッショナル)1名に対して塾生3名の割合で組成されるチームに所属して、パートナーの指導を受けつつ、互いに切磋琢磨しながら熱心にKAILプロジェクトを進めていきます。また、企業・団体の戦略的な課題により密着するため、「メンター」と呼ばれる塾生の上司(多くは役員クラス)をアサインすることも、多く行われています。一定レベル以上のKAILプロジェクトの成果を挙げることが、KAILの卒業要件になっています。


3つの成功の鍵(KFS:Key Factors for Success)

  ・塾生の「何を、なぜ実行したいかという強い思い」
  ・派遣企業・団体のトップ層や上司(メンター)からの「期待とアドバイス」
  ・パートナーの「指導」およびKAILからの「プロジェクト進捗管理」

KAILプロジェクトプロセス

プロセスチャート

※塾生は、会合と会合の間にも、電話・メールで、担当パートナーと密接に連絡を取り、各自のプロジェクトを改善・肉付けしていきます。
※仮説と検証の繰り返しにより、自らの固有解を導く力を鍛えます。

 
■担当パートナーより
KAILプロジェクトはビジネスの「型」、ビジネスロジック(事業論理)を学ぶ場。
井上 潤吾氏 (ボストンコンサルティンググループ パートナー&マネージング・ディレクター)

  私のKAILプロジェクトで学べる一番のことは、ビジネスの「型」を覚えるということです。具体的には塾生が各自の問題意識を精錬し、解決の切り口を発見していく過程において、どうやって考えるのか、どのように課題をとらえて構造化していくのか、解決に向けてどうすればいいのか、そのインパクトはどれくらいなのかを学びます。それはゼミ形式でのミーティングの他、電話やメールのやりとりも含め、私との接触時間を増やし、OJTに近い形で問い続け、学んでもらっています。塾生には、ぜひ「考えること」が苦しいことであり、かつ、楽しいことでもあると思えるように、成長に向けて一皮剥けてほしいと願っています。育った企業の環境、形態にもよりますが、往々にして人は井の中の蛙になり、違う業種や世界が見えなくなるものです。KAILプロジェクトのパートナーとして、その壁を横から壊す、そして、他社、他業種、他国はこうしている、あるいは新しい時代はこうあるべきだと、時間、空間を超えて新しい視点を提供し、刺激を与えるのが私の役割だと思っています。私自身は、九州福岡で生まれ育ちました。心のよりどころとして、強い思い入れを持っています。今、仕事は東京が中心ですが、故郷九州の成長・発展のために、私も一肌脱ぎたいと考え、KAILプロジェクトのパートナーに志願しました。塾生の皆さんの成長に寄与できたら幸いです。

 
塾生の声・林 宏治(学校法人 麻生塾 教務本部 教務本部長) 
学校法人麻生塾は福岡県下に12校78学科を有している。その一つである麻生ビューティ・カレ ッジ(ABC)は、美容師カリスマブームの終焉後、市場規模が急激に縮小した。教育力を高める ことが私の使命と考え、国家試験合格率を全国No.1にすることをテーマに選定した。しかし、 担当パートナーからは「教務本部長の立場としての考えを超えることが必要。全体を通して見 る事で問題の本質に気付く」とアドバイスを頂いた。そこで、ABCを事業として見ることが重要と 考え、「ABC事業の戦略再構築と事業改革」をテーマとして再定義した。こうしてスタートした プロジェクトは、最終的に「現状分析」、「事業ポテンシャルと競争メカニズムの解明」、「拡大要 件と必要な施策」としてまとめた。パートナーからの「問題の真因を事実に基づいて焙り出す」、 「自分で考え、疑問点を明らかにし、結論を絞り出す」などの言葉は、自分自身を大きく成長させ た。また、このプロジェクトを通じてセッションでの学びを一つに繋げることができた。最後まで 様々な観点から多くの気付きを与えて頂いたパートナー、チームメンバー、事務局の方に心より 感謝している。ありがとうございました。
メンターの声・福澤仁志(学校法人 麻生塾 常務理事)
今回の教務本部長のKAILプロジェクトへの参加は、担当部門としての成果を出す視点から、 経営陣の一員としての視点とする事で、新たな問題意識や課題を捉えることができている。一 つの事業として捉える事で市場の構造、顧客ニーズ、コンペティターの動きを認知でき、本校の 課題が明確になった中での新たな施策の必要性も抽出できたものだった。その中で事業ポテン シャルの把握を行い、成功パターンを訴求する事で従来の職務のあり方に活用する事ができて おり、この捉え方は、今回のみに関わらず日常的に実践する事で直接的効果だけに留まらない 多面性のある施策を考える力がさらに強くなるに違いない。これからは、この経験を実践してい く中で職場やその下で活躍する多くのエネルギッシュな教職員にも良い影響を与える事になり、 人材育成にも繋がる事を期待している。 なお、今回お世話になったパートナーをはじめ関係者の皆さんには心から感謝申し上げたい。 有難うございました。
 
塾生の声・林 宏治(学校法人 麻生塾 教務本部 教務本部長) 
当社の明太子事業を支えてきたCRM(Customer Relationship Management)システム、九州通販業界でも先陣をきって独自構築を行ったシステムは優位性も大きかったが、今では優位性は感じられない。CRMシステムを「次世代」を支える機能・能力を備えたものとし、絶えず変わる社会環境に事業を対応させていくことが、システム・オペレーション構築に関わってきた私の役割だと考えた。「手段・道具としてのシステム導入だけでは話にならない」「革新的なビジネスモデルも検討する」「会社内での位置づけ、自社で構築する意味は?」、パートナーからのアドバイス、チームメンバーとのミーティングを通じて、深く掘り下げて考えさせられた。最終的に現状の課解解決と将来へ向けての対応、そして自社だけではなく、業界・地域企業へのフィードバックも考えたプランとしてまとめることができた。パートナー、チームメンバー、事務局の方々には本当に感謝しております。 現在プラン実現に向けて社内での取り組みを始めており、長期間の取り組みになり、実行過程において様々な困難にぶつかると思う。自身の軸・価値観をぶれさせることなく、周囲を巻き込み、実現していきたい。
メンターの声・福澤仁志(学校法人 麻生塾 常務理事)
自らも1期生として学び、現在はメンターとして受講生に関わっている。 平山さんのプロジェクトは、ドラフトプランの時点ではともすれば社内のITシステム更新といった程度で終わってしまうような課題だった。正直どこか物足りなさを感じていたが、モジュールを経るごとに成長し、獲得した新たな視座とぶれない基軸でテーマの深掘りができていったように思う。ファイナルプランに於いては自社だけに留まらない広い視野で通信販売業界や地域に対して貢献・還元していくテーマにまで拡大することができた。今後は描いたプランの実現に向けて、社内外を含めた周囲を巻き込み動かすという最大の課題が待ち受けている。社内でも長年棚上げされていた重たいテーマであり、解決は簡単ではないが、KAILでの学びを活かし乗り越えていってくれるものと思う。 このような成長ができたのも、KAILに関わる皆様のおかげと心より感謝しております。
 
※ご所属およびお役職は、当時のものです。
 
     
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